自分らしさや自分が自分であることの自己証明=identityを高め、理美容のプロフェッショナルたちが技術と感性を磨き合うLebeL(ルベル)主催のコンテスト「id2022 ファイナル」が10月4日(火)、東京国際フォーラムにて2年ぶりに開催されました。全国5地区で行われた予選は今回初めてオンライン形式を導入。見事にファイナルへの切符を掴んだ選手たちはもちろん、応援の方々も大勢駆けつけた中、いよいよスタート。
id creativeでは30名のファイナリストが「New Femininity」〜違和感や逆転効果で描き出された時代に求められる新しい女性らしさ〜をテーマにヘアスタイルを創造。とびきりのおしゃれをして気合を入れている人、普段通りの格好で平常心を保とうとしている人……。
自分らしい装いで戦いに挑む姿は真剣そのものです。30分間、自由に大胆にヘアスタイルをつくり、残り1分を切った頃にはクロスがはずされ、モデルさんの全貌が明らかになると会場からどよめく声が……!終了の合図とともに張り詰めた空気が解かれ、出場者の方々が安堵の表情に変わりました。
「カラーデザイン」「ボブデザイン」のフォトで競い合ったid trend、セルフィーのフォトで競い合ったid studentでは、これまでにない斬新な色、カタチ、構図が表現され、出場者や来場者は自らのクリエイションへの想いを新たにしたのではないでしょうか。
id creativeの競技が終了し、厳正な審査が終わると、選手たちが直接、審査員からアドバイスをいただけるコミュニケーションタイムに。審査員の言葉は多くの出場者たちの心をゆさぶり、今後への意欲を掻き立てたようです。
モデルウォーキングではドラマチックなライトアップと音楽が相まって会場は幻想的な雰囲気に!誰が優勝するんだろう!?という期待とワクワク感に会場全体が包まれました。
アワードセレモニーでは、id student GOLD Prizeの森隆之介さん(ヴェールルージュ美容専門学校)が壇上で「美容専門学校を作るのが夢」と語り、大きな歓声が!
color design awardは立入鈴菜さん(jurk)が、bob design awardは藤木豊和さん(Befine)がGOLD Prizeを受賞。「コミニュケーションタイムでの審査員からのアドバイスが勉強になった」(立入さん)、「ライブでの熱気をもらえた」(藤木さん)と語り、うれしさと充実感がひしひしと伝わってきました。
men’s design award GOLD Prizeは清原和哉さん(NYNY)。3回目のファイナル出場で初の栄冠を手にし、感極まって涙が頬をつたい、言葉に詰まる場面も。
design award GOLD Prizeは氏川りのさん(niko hair)。こちらはファイナル出場5回目でのグランプリということで、続けることの大切さをその場にいた全員が感じたかもしれません。
こうして感動的なフィナーレを迎えた「id2022」。新型コロナウィルス感染症の影響で2年ぶりの開催となりましたが、ライブだからこそ体感できる熱気や臨場感の素晴らしさに改めて気づかされました。
id2022の結果詳細やコンテスト概要は、こちら。
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