地球環境の変化による紫外線の増加や、日々のエアコンによる乾燥など、「超乾燥社会」ともいえる現代。さまざまな環境ストレスの他にも心理的なストレスは、頭皮の乾燥を進行させ、保湿機能を低下させます。
そこで、28日のホームケアと4分のサロンケアで持続的な頭皮・エイジングケアを可能にするヘアケアシリーズ『LebeL ONE(ルベル ワン)』を開発しました。
潤しながら洗うため、「洗浄成分30%カット」
髪や頭皮の悩みが、乾燥やストレスにより増加している今、毎日髪と頭皮に触れるシャンプーだからこそ、洗うという概念を見直しました。美しい髪は潤いあふれる頭皮にカギがあると考え、潤いを守りながら洗うことに着目し、洗浄成分の低減に挑戦しました。
洗浄成分をカットするにあたり、最大の課題は泡立ちでした。洗浄成分を減らすほど泡立ちが悪くなります。約30種類の界面活性剤をあらゆるパターンで組み合わせ試作をくり返していく中、7ペプチドリング型の界面活性剤を使用することで、泡立ちはそのままに洗浄成分30%カット(当社従来品比)を実現することができました。
そもそも界面活性剤により、泡はどのように作られるのでしょうか。
液体の中に空気を含むことで気泡ができます。水だけでは空気が水面に浮かんできたときに、泡がはじけて消えてしまいますが、界面活性剤が配合されると水と空気の境界に界面活性剤が整列し、水面に浮かんできた空気を包み込むことで、泡が形成されます。
7ペプチドリング型の界面活性剤は、他の洗浄成分と組み合わせることによって、真っ先に水と空気の境界に向かって並び、泡を形成させやすくします。泡を形成させるには水と空気の境界に並ぶ界面活性剤が一定の量必要ですが、7ペプチドリング型の界面活性剤は親水部が大きいため、少ない量で泡を形成させることができます。『LebeL ONE』では洗い心地(リッチな泡)などの使用感はそのままに、配合する洗浄成分を適正な量まで下げることを可能にしたのです。
このように、独自の組成で洗浄成分30%カットを実現。『LebeL ONE』のシャンプーは十分な泡立ちと洗浄力を保ちながら、潤う頭皮へ導きます。
【コラム】環境負荷低減を目指して 7ペプチドリング型の界面活性剤は、納豆菌の仲間の発酵工程から作られる「天然界面活性剤」。合成界面活性剤に比べて環境負荷も低く、アミノ酸で構成されるため、低刺激かつ微生物の働きによって自然界へと循環していく生分解性の優れた天然の界面活性剤となります。 |
補修成分を効率的に届けて「内部補修力」アップ
洗浄成分30%カットの技術は、従来よりも補修成分の力を最大限引き出すことを可能にしました。
シャンプー中には、水と空気の境界に整列しなかったり、整列途中で水中に漂っていたりする界面活性剤(フリーアニオン界面活性剤)が分散しています。それらが多く分散していると、補修成分の浸透箇所をフリーアニオン界面活性剤が占めてしまい毛髪に内部補修成分が浸透するのを妨げてしまいます。『LebeL ONE』のシャンプーでは、界面活性剤が30%カットされていることと、水と空気の境界に整列しやすい7ペプチドリング型の界面活性剤含んだ洗浄成分によって、フリーアニオン界面活性剤の分散が抑えられ、補修成分を効率よく毛髪内部へ届けることで内部補修力を高めているのです。
また、『LebeL ONE』のシャンプーは、毛髪を構成する成分に類似するセラミドやタンパク質、ダメージを補修するプレックス成分(酒石酸)などを毛髪補修成分としてタイプ別に使用しています。洗浄成分30%カットの技術によって、その補修成分が効率的に髪へ届くのです。
このように、『LebeL ONE』はトリートメントの役割でもあった内部補修をシャンプーが担うことを可能にしました。
潤いと共にカラーも守る「次世代シャンプー」
図1は、14日間『LebeL ONE』を使用したときのヘアカラーの経過です。洗浄成分30%カットにより、『LebeL ONE』は、当社従来品と比較し鮮やかで、カラーリングの色持ちも向上していることが分かります。うるおいと共にヘアカラーを守り、きれいな髪色が続きます。
自分自身の力で美しくなる次世代のヘアケア
毎日くり返す習慣にこそ、髪の未来を変える力がある。「美を生む」というシャンプーの革新。洗浄成分を見直し、30%カットを実現した『LebeL ONE』。髪の土台である頭皮の負担を減らし、自らの力で潤いと美しい髪を育む習慣が、唯一無二の個性を輝かせます。
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